歴史的な名機と言われるインフィニテシマル（テシマル）です。その中でも希少で最も人気の高い0.1です。
発売から概ね30年以上も経過しているにもかかわらず、いまだに高額で取引されているスピーカーで、その音を聞いてみればその人気ぶりに納得されるでしょう。
テシマルには3タイプありますが、
今回の0.1 (ウーファーのコーンがグレー色)で、テシマル0.1を知らずしてテシマルを語る事はできないとまで言われている名機です。
次にテシマル0.2で一番出回っており、このヤフオクでも一番多く出品されているものです。
コーンが半透明でスピーカー裏側のダンパーが透けて見えるせいかと思いますが、薄茶っぽく見えます。
これらの0.1と0.2のウーファーはディアルボイスコイル採用により、ボックスサイズ以上の低音再生が特徴です
それから0.3です。ボイスコイルはシングルとなってしまい、また天板と底面板がプラスティックになり、人気度は0.1や0.2に比べればイマイチと言う感じです。
今回のテシマル0.1の音質は、一言で自然な音色と言えます。中高域のバランスに優れ, 低域は小型ながらもディアルボイスコイルの効果もあり、このサイズの低音とは思えないズッシリとした感もある中で自然であり、ツィーターとの音の繋がりも良いです。この辺りもテシマル人気No.1の原因でしょう。
出品物は勿論ですので小キズや経年による汚れ、ネジ部の若干の錆等がありますが大きなダメージはありません。年代物として見た場合 ウーハーのコーン、エッジ等に損傷はありませんが片方のコーンに薄い線キズがあります。勿論音質に影響を及ぼす様なキズではありません。センターキャップにも凹み等はありません。
このオークションに出品するまで素晴らしい音で聴いていました。特に使用されている平面型（EMIT）ツィーターの音は現代オーディオにも通ずる32kHzまで再生され音も繊細で、その繊細さはツィーター本体の性質も同じでポップノイズ等過大入力から保護するためヒューズで保護されています。通常使用では切れませんが、今回このヒューズを予備としてお付けします。
木製の天板及び底面板の取付ネジは馬鹿になっておらず（このスピーカーのウィークポイント）しっかり取り付けることができます。
シリアル番号は連番です。
出品物は写真に写っているスピーカーです。それ以外はございません。（ツィーター用ヒューズはお付けします)

なお落札後キャンセルが多い等オークション参加に相応しく無いと当方で判断した方は入札取消しする場合がございますのでご了承ください。また新規の方のご入札はご遠慮ください。
またオークション開催中に追加説明があるケースがありますので時々ご確認下さい。

仕様等は「オーディオの足跡」に下記の用に記されていました。なお重量が11.2kgとなってますが、多分2台合計の重さと思います。

低域には12.5cmコーン型ウーファーを搭載しています。
このユニットには、低音共振周波数(fo)の問題を解消するため、独自のデュアルボイスコイル方式を採用しています。これは、インピーダンスの異なる2つのボイスコイルを用いた構造となっており、原理としては第1番目のボイスコイルがfoに近づいた時、第2番目のボイスコイルが除々に引継ぐことで周波数特性をフラットにしています。 また、振動板にはポリプロピレンを採用しており、紙コーンに比べてコーンの波打ち現象やたわみを低減し、音の濁りを低減しています。 高域にはEMIT型トゥイーターを搭載しています。 このユニットは、サマリウムコバルトで超薄型・超軽量のプラスチックダイヤフラムをサンドイッチした全面駆動型となっており、32kHzまでの超高域再生を実現しています。

方式2ウェイ・2スピーカー・ブックシェルフ型使用ユニット
低域用:12.5cmコーン型
高域用:平面型(EMIT)
周波数特性65Hz～32kHz
入力インピーダンス4
Ωクロスオーバー周波数3kHz
外形寸法幅160x高さ280x奥行130mm
重量11.2kg（2023年 6月 21日 2時 26分 追加）テシマル0.1についつは

を参考にして下さい。